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BTEの検索

 

このトピックでは、BTEの検索方法を取り上げて説明します。

検索機能利用

BTEを検索するには、SAP標準から以下のトランザクションが用意されています。  

上記のトランザクションはトランザクションコードを直接入力するほか、FIBFの「環境」メニューからも起動することができます。

BERE利用

BERP利用

プログラム内一括検索

BTEを呼び出すには、必ず「OPEN_FI_PERFORM_~」という名前の汎用モジュールを使用しているため、OPEN_FI_PERFORMというキーワードで、標準プログラムのソースを一括検索すれば、該当標準プログラムからどんなBTEを呼び出しているかが分かります。 OpenFIという呼び方はここから由来しているものと見受けられます。 汎用モジュール名の最後は必ずE或いはPが付けられており、EはPublish and Subscribe Interface、PはProcess Intefaceを示しております。

会計伝票を転記するプログラムSAPMF05Aを例として、プログラム内の一括検索方法を示します。

BTEは当初FIモジュールの業務拡張方法として導入されて、その後別のもじゅーるにも利用できるような汎用的な拡張方法に変わったため、FI以外のモジュールでBTEを呼び出す汎用モジュールも同じく「OPEN_FI_PERFORM_~」のような名前を付けております。

以下の図はSDモジュールの受注処理プログラムの例です。