このトピックででは、アドオンプログラムで請求書照合関連機能を実装する際に使用できるBAdIを説明します。
伝票ヘッダデータの追加チェック用 BAdI。
タイプ:カーネルBAdI
MIROまたはMIR7を介して仕入先請求書を登録する場合、MRM_HEADER_CHECKのHEADERDATA_CHECK メソッドを使用して、仕入先請求書ヘッダーデータと明細データをチェックし、MRM_PROT_FILL汎Mを介してエラーメッセージを投げ出すことができます。
Badi: MRM_HEADER_CHECK は、Enterキーの入力、保存、シミュレーション、メッセージボタン押下時にトリガーされます。
種別 | パラメータ | 説明 | 取得例 | 設定例 |
---|---|---|---|---|
インポート | I_RBKPV | 請求書伝票ヘッダ | ※1 | |
TI_DRSEG | 請求書伝票明細 | |||
例外 | ERROR |
※1:取得例(I_RBKPV)
項目 | 項目名称 | 設定値 |
---|---|---|
TCODE | トランザクションコード | ’MIRO’ |
タイプ:クラシックBAdI
請求書照合画面(MIRO/MIR7)で項目に値を設定する時に実行されるBAdIです。ヘッダの支払基準日系の項目に初期値を設定することができます。
購買発注の明細を読み込んだタイミングでこのBAdIが実行されます。
種別 | パラメータ | 説明 | 取得例 | 設定例 |
---|---|---|---|---|
インポート | I_RBKPV | 請求書伝票ヘッダ | ※1 | |
TI_DRSEG | 請求書伝票明細 | |||
エクスポート | E_ZFBDT | 支払基準日 | ||
E_ZBD1T | 割引日数1 | |||
E_ZBD1P | 割引率1 | |||
E_ZBD2T | 割引日数2 | |||
E_ZBD2P | 割引率2 | |||
E_ZBD3T | 割引期日 | |||
E_ZLSPR | 支払保留キー |