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kdict:modules:76:46:06:bkpf [2022/10/07 19:25] liwenfeng |
kdict:modules:76:46:06:bkpf [2022/10/07 22:52] (現在) liwenfeng |
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会計伝票のヘッダ情報が格納されます、未転記伝票のヘッダ情報もこのテーブルに格納されます。 | 会計伝票のヘッダ情報が格納されます、未転記伝票のヘッダ情報もこのテーブルに格納されます。 | ||
- | ===== 項目 ===== | + | ===== 項目説明 |
- | ^PK^ID^名称^説明^ | + | |< 100% 30px 50px 80px - 50px >| |
- | |○|BUKRS|会社コード|-| | + | ^PK^ID^名称^説明^補足^ |
- | |○|BELNR|伝票番号|-| | + | |○|BUKRS|会社コード|伝票が計上される会社の会社コード| | |
- | |○|GJAHR|会計年度|-| | + | |○|BELNR|伝票番号|カスタマイズ設定により、伝票番号は自動採番されるか、またはマニュアルで入力されます。| | |
- | | |BLART|伝票タイプ|-| | + | |○|GJAHR|会計年度|伝票が計上される年度。| | |
- | | |BLDAT|伝票日付|-| | + | | |BLART|[[kdict: |
- | | |BUDAT|転記日付|-| | + | | |BLDAT|伝票日付|重要な意味を持たない日付。伝票日付は運用次第だがどのような日付を指定しても良い| | |
- | | |MONAT|会計期間|伝票が計上される会計期間。転記日付から決められるほか、特別期間を更新する場合にはマニュアルで入力されます。| | + | | |BUDAT|転記日付|財務会計上に伝票の計上月を決める日付。他の日付情報と異なり、転記日付はどの会社でも同様に「取引が発生した日付」(例えば:商品を買った日付、売掛金が発生した日付など)を入力する必要があります| | |
- | | |CPUDT|会計伝票登録日|-| | + | | |MONAT|会計期間|伝票が計上される期間。転記日付から決められるほか、特別期間を更新する場合にはマニュアルで入力されます。| | |
- | | |CPUTM|登録時刻|-| | + | | |CPUDT|会計伝票登録日|伝票が生成された時のシステム日付。| | |
- | | |AEDAT|変更日|-| | + | | |CPUTM|登録時刻|伝票が生成された時のシステム時刻| | |
- | | |UPDDT|最終更新日|-| | + | | |AEDAT|変更日|伝票が変更された時のシステム日付。但し、伝票登録後に一度も変更がなかった場合、この項目が空白になります。| | |
- | | |WWERT|換算日付|-| | + | | |WWERT|換算日付|為替レートを採用する日付。| | |
- | | |USNAM|ユーザ名|伝票を登録または最後に更新したユーザ名が格納されます。未転記伝票登録⇒| | + | | |USNAM|ユーザ名|伝票を登録または最後に更新したユーザ名が格納されます。|※3| |
- | | |-|-|-| | + | | |TCODE|Transaction Code|伝票を生成した処理のトランザクションコードが格納されます| | |
- | | |-|-|-| | + | | |XBLNR|-|伝票番号が書いておりますが、ECCシステム内の伝票のことではありません。 通常、取引先から受領した請求書や納品書に記載されている取引先側番号を記入することが多いが、別の用途として自由に利用してもよい項目です。|※1| |
- | | |-|-|-| | + | | |BKTXT|伝票ヘッダ Text|通常、伝票の説明文が格納されます|※1| |
- | | |-|-|-| | + | | |WAERS|通貨コード|-| | |
- | | |-|-|-| | + | | |KURSF|換算レート|-| | |
- | | |-|-|-| | + | | |XREF1_HD|参照キー1|-|※1| |
- | ===== 項目明細 ===== | + | | |XREF2_HD|参照キー2|-|※1| |
- | BKPFテーブルに格納されるデータを分類毎にまとめて説明します。 | + | | |XREF3_HD|参照キー3|-|※1| |
+ | | |PPNAM|未転記者名|未転記伝票の場合、起票者のユーザ名が格納されます|※3| | ||
+ | | |BSTAT|伝票ステータス|伝票のステータス|※2| | ||
- | ==== システム制御情報 | + | |
- | システム制御に利用される情報は主に以下の項目があります。 | + | __※1フリー入力情報__ \\ |
- | * [[kdict: | + | フリー入力項目とは標準テーブルに格納されますが、システムに管理されず、ユーザが自由に入力可能な項目のことです。 |
- | | + | ユーザ個別要件を実現するためのEXIT実装にもこれらの項目がよく活用されます。 |
+ | |||
+ | __※2伝票ステータス(BSTAT)__ \\ | ||
+ | |||
+ | 特殊機能のある伝票 が伝票ステータスにより示されています。以下一部の値です。 | ||
* 空白:通常の転記済伝票 | * 空白:通常の転記済伝票 | ||
* A:消し込み伝票 | * A:消し込み伝票 | ||
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* Z:削除ずみの未転記伝票 | * Z:削除ずみの未転記伝票 | ||
- | ==== 実行関連情報 ==== | + | __※3起票者と転記者__ \\ |
- | * どの処理で生成されたデータなのか \\ トランザクションコード(TCODE)にこの伝票を生成した処理のトランザクションコードが格納されます。 | + | |
- | * いつ登録されたデータなのか \\ 会計伝票登録日(CPUDT)と登録時刻(CPUTMに、この伝票が登録された日付と時刻がそれぞれ格納されます。 | + | 会計伝票は直転記のものもあれば、申請者より未転記伝票を起票してから承認者が転記するものもあります。 \\ そのため、起票者と転記者を判別するには、以下のようにロジックを組む必要があります。 |
- | * 最後に変更されたのがいつなのか \\ 変更日(AEDAT)に、最後にの伝票が変更された日付が格納されます。 \\ 但し、伝票登録後に一度も変更がなかった場合、この項目が空白になります。 \\ なお、このテーブルに最終更新日(UPDDT)という項目がありますが、実際には使用されていないようです。 | + | |
- | * 起票者と転記者がそれぞれ誰なのか | + | |
* 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)の場合(未転記伝票) \\ 起票者= 「ユーザ名」(USNAM) \\ 転記者= 空白 | * 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)の場合(未転記伝票) \\ 起票者= 「ユーザ名」(USNAM) \\ 転記者= 空白 | ||
* 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)以外の場合(転記済伝票) \\ 起票者= | * 伝票ステータスが「V」(未転記)、「Z」(削除済未転記)以外の場合(転記済伝票) \\ 起票者= | ||
- | ==== フリー入力情報 ==== | ||
- | フリー入力項目とは標準テーブルに格納されますが、システムに管理されず、ユーザが自由に入力可能な項目のことです。 | ||
- | ユーザ個別要件を実現するためのEXIT実装にもこれらの項目がよく活用されます。 | ||
- | |||
- | * 参照伝票番号(XBLNR) \\ 伝票番号が書いておりますが、ECCシステム内の伝票のことではありません。 \\ 通常、取引先から受領した請求書や納品書に記載されている取引先側番号を記入することが多いが、別の用途として自由に利用してもよい項目です。 | ||
- | * 伝票ヘッダ Text(BKTXT) | ||
- | * 参照キー1(XREF1_HD) | ||
- | * 参照キー2(XREF2_HD) | ||
- | * 参照キー3(XREF3_HD) | ||
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- | ==== 通貨情報 ==== | ||
- | 会計伝票ヘッダには様々な種類の通貨情報が格納されています。 | ||
- | * 伝票通貨 \\ 通貨コード(WAERS)、換算レート(KURSF) | ||
- | * 国内通貨 \\ 国内通貨(HWAER)、換算レートは国内通貨と換算するレートのため、国内通貨の換算レート項目はなし \\ | ||
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