拡張源泉徴収税

このトピックでは、拡張源泉徴収税が利用された場合の源泉徴収税に関わるテーブル構成を抜粋して説明します。

テーブル一覧

No.	分類	技術名称	名称	ﾃｷｽﾄﾃｰﾌﾞﾙ	説明
1	パラメータ	T001	会社コード	-	-
2		T001WT	会社毎の源泉徴収税タイプ	-	-
3		T059C	受領タイプ	T059D	源泉徴収税タイプごとの受取人タイプ
4		T059E	収入タイプ	T059G	国ごとの収入タイプ
5		T059P	源泉徴収税タイプ	T059U
6		T059Z	源泉徴収税コード (拡張機能)	T059ZT
7		T059FB	源泉徴収税計算論理式 (拡張機能)	-
8		T030	標準勘定	-
9	マスタ	LFBW	仕入先マス(源泉徴収税)	-
10	トラン	KONP	条件 (明細)	-
11		KONV	条件(トランザクションデータ)	-
12		RBWS	源泉徴収税データ、請求書受領	-
13		WITH_ITEM	源泉徴収税計算論理式 (拡張機能)	-

T001

会社コード会社毎に拡張源泉徴収税が有効化になっているかないかの定義はこのテーブルに格納されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	BUKRS	会社コード	-
2		WT_NEWWT	フラグ: 拡張源泉徴収税の有効化	-

カスタマイズ：IMG→財務会計（新規）→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→会社コード→有効化：拡張源泉徴収税

T001WT

源泉徴収税タイプの会社コード情報会社別に利用可能な源泉徴収税タイプ定義はこのテーブルに格納されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	BUKRS	会社コード	-
2	○	WITHT	源泉徴収税タイプコード	-
3		WT_SUBJCT	フラグ: 源泉税課税対象	-
4		WT_WTSTCD	源泉徴収税 ID 番号	-
5		KLART	クラスタイプ	-

カスタマイズ：IMG→財務会計（新規）→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税→会社コード→割当: 源泉徴収税タイプ → 会社コード

T059P

源泉徴収税タイプ国毎に定義された源泉徴収税タイプ情報はこのテーブルに格納されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	LAND1	国コード	-
2	○	WITHT	源泉徴収税タイプコード	-
3		WT_BASE	源泉徴収基準額Type	総額や正味額などを指定
4		WT_POSTM	転記時刻	請求時転記か支払時転記かを指定
5		WT_MANUAL	フラグ: 源泉徴収税額のマニュアル入力可	-
6		KSCHL	条件タイプ	※
7		-	-	-

カスタマイズ：
IMG→財務会計（新規）→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税-計算→源泉徴収税タイプ → 定義: 源泉徴収税タイプ (請求書転記)
IMG→財務会計（新規）→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税-計算→源泉徴収税タイプ → 定義: 源泉徴収税タイプ (支払転記)
IMG→財務会計（新規）→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税-計算→源泉徴収税タイプ → 「割当: 条件タイプ → 源泉徴収税タイプ」

T059Z

源泉徴収税コード (拡張機能)

源泉徴収税タイプ毎に使用できる税コード及びその税コードの税率などの定義はこのテーブルに格納されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	LAND1	国コード	-
2	○	WITHT	源泉徴収税タイプ	-
3	○	WT_WITHCD	源泉徴収税 Code	-
4		QPROZ	課税対象率	-
5		QSATZ	課税税率	-

カスタマイズ：IMG→財務会計（新規）→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税-計算→源泉徴収税コード　→ 定義: 源泉徴収税コード

T059FB

源泉徴収税計算論理式 (拡張機能)

税コードの税率が累進課税により定まる場合、その定義はこのテーブルに格納されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	LAND1	国コード	-
2	○	WAERS	通貨コード	-
3	○	WITHT	源泉徴収税タイプ	-
4	○	WT_WITHCD	源泉徴収税コード	-
5	○	QLAND	源泉徴収税国コード	-
6	○	WT_VALID	有効開始日付	-
7	○	WT_BBASB	基準額	-
8		QSATZ	源泉徴収率	-
9		QSATR	控除率	-
10		QMBAB	基準額控除	-

カスタマイズ：IMG→財務会計（新規）→財務会計共通設定 (新)→源泉徴収税→拡張源泉徴収税-計算→源泉徴収税コード　→ 定義: 源泉徴収税論理式

T030

標準勘定源泉徴収税関連の自動仕訳定義はT030Kではなく、内部処理キーをWIT固定として、T030(標準勘定)テーブルに格納されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	KTOPL	勘定コード表	-
2	○	KTOSL	内部処理キー	源泉徴収税の場合は、WIT固定
3	○	BWMOD	評価Grpg Code	源泉徴収税の場合は、源泉徴収タイプコード
4	○	KOMOK	勘定修正	源泉徴収税の場合は、空白
5	○	BKLAS	評価クラス	源泉徴収税の場合は、空白
6		KONTS	G/L 勘定コード	自動仕訳の勘定コード
7		KONTH	G/L 勘定コード	同KONTS

LFBW

仕入先マス(源泉徴収税)

仕入先に適用される源泉徴収税定義はこのテーブルに格納されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	LIFNR	仕入先コード	-
2	○	BUKRS	会社コード	-
3	○	WITHT	源泉徴収税タイプ	-
4		WT_WITHCD	源泉徴収税Code	-
5	-	-	-	-

KONP

条件 (明細) 源泉徴収税に関わる条件定義の明細データはこのテーブルに格納されます。条件 (ヘッダ)テーブルはKONHです。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	KNUMH	条件レコード番号	-
2	○	KOPOS	条件連続番号	-
-	-	-	-	-
-		MWSK2	源泉徴収税コード	-
-	-	-	-	-

KONV

条件 (トランザクションデータ) 請求書照合伝票などの源泉徴収税明細の条件データはこのテーブルに格納されます。伝票ヘッダテーブルに伝票毎の伝票条件番号をもっています。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	KNUMV	伝票条件番号	-
2	○	KPOSN	条件明細番号	-
3	○	STUNR	ステップ番号	-
4	○	ZAEHK	条件カウンタ	-
-	-	-	-	-
-		MWSK2	源泉徴収税コード	-
-	-	-	-	-

RBWS

源泉徴収税データ、請求書受領請求書照合伝票の源泉徴収税データがこのテーブルに格納されます。マニュアル入力がない場合でも、該当仕入先に設定された全税タイプ分のレコードが必ず生成されます。

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	BELNR	請求書伝票番号	-
2	○	GJAHR	会計年度	-
3	○	SPLIT_KEY	グルーピングキー	仕入先明細の分割に使用される番号、分割がない場合は固定1
4	○	WITHT	条件カウンタ	-
5		WT_WITHCD	源泉徴収税タイプコード	-
6		WT_WITHCD	源泉徴収税コード	-
7		WT_QSSHB	源泉徴収基準額 (伝票通貨)	-
8		WT_QBUIHB	源泉徴収税額のマニュアル入力 (伝票通貨)	-
9		WT_WWRBTR	徴収済み源泉徴収税額 (伝票通貨)	-
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WITH_ITEM

No.	PK	技術名称	名称	説明
1	○	BUKRS	会社コード	-
2	○	BELNR	会計伝票番号	-
3	○	GJAHR	会計年度	-
4	○	BUZEI	会計伝票内の明細番号	-
5	○	WITHT	源泉徴収税タイプコード	-
6		WITHCD	源泉徴収税コード	-
7		WT_QSSHH	源泉徴収基準額 (国内通貨)	-
8		WT_QSSHB	源泉徴収基準額 (伝票通	-
9		WT_BASMAN	フラグ: マニュアル入力済の源泉徴収基準額	-
10		WT_QBSHH	源泉徴収税額 (国内通貨)	-
11		WT_QBSHB	源泉徴収税額 (伝票通貨	-
12		WT_AMNMAN	フラグ: マニュアル入力された源泉徴収税額	-
13		HKONT	総勘定元帳勘定	ｰ
14		QSREC	受領タイプ	ｰ
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