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kdict:terms2:ひ:ひょ:標準原価 [2024/08/20 16:11]
liwenfeng
kdict:terms2:ひ:ひょ:標準原価 [2024/08/20 17:15] (現在)
liwenfeng
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 標準原価とは、製造業において製造時に目標とすべき原価を指しており、製品の原価を材料費、労務費、間接経費に分けて実績を基に計算した製品の原価のことです。 標準原価とは、製造業において製造時に目標とすべき原価を指しており、製品の原価を材料費、労務費、間接経費に分けて実績を基に計算した製品の原価のことです。
 ===== 概要 ===== ===== 概要 =====
-コピー条件ルーチンはおもに販売管理(SD)モジュールでよく利用されています。 
  
 +  * 標準原価は在庫簿価額となり、標準原価×数量が棚卸資産の総額と一致する。
 +  * 標準原価が変動した場合は、変更分は評価差損益として計上される。
 +  * 品目を入庫した場合、入庫は標準原価を基準に処理される。
 +  * 購入による入庫の場合、購入価格と標準原価の差異については、自動仕訳設定により価格差異勘定が転記される。
 +
 +===== 設定 =====
 ===== 運用 ===== ===== 運用 =====
-==== カスタマイズ ====+==== 標準原価の設定 ==== 
 +  * 原価構成の積み上げによる標準原価変更 
 +    * 単一品目を指定する個別処理 \\ 以下の2ステップで処理する 
 +      - 標準原価見積(数量構成ありはTrCd:CK11N、数量構成なしはTrCd:KKPAN) 
 +      - 標準原価のマーク&リリース(TrCd:CK24)  
 +    * 複数品目に渡る一括処理 (TrCd:CK40N) 
 +  * 原価構成の積み上げによらない標準原価変更(TrCd:MR21)
  
 ===== 補足 ===== ===== 補足 =====
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 |< 100% 5em 30%  - >| |< 100% 5em 30%  - >|
 ^Tr-CD^機能^説明^ ^Tr-CD^機能^説明^
-|OKTZ/SPRO(※1)|原価構成レイアウト変更|トレベルを設定+|OKTZ/SPRO(※1)|原価構成レイアウト変更|-
-|OKTZ/SPRO(※1)|ロッレベル設定|ロットレベルを設定|+|OKKN/SPRO(※2)|原価計算バリアント|-|
 |KKPAN(KKPBN/KKPCN)|品目原価見積(数量構成なし)登録(変更/照会)|数量構成なし品目について、カスタマイズで定義された原価要素構成に対して、プラント・品目ごとに、各原価要素のそれぞれの価格を入力する。| |KKPAN(KKPBN/KKPCN)|品目原価見積(数量構成なし)登録(変更/照会)|数量構成なし品目について、カスタマイズで定義された原価要素構成に対して、プラント・品目ごとに、各原価要素のそれぞれの価格を入力する。|
-|CK11N(CK13N)|品目原価見積(数量構成あり)登録(照会)|数量構成なし品目について、スタマイズで定義された原価要素構成に対して、プラント・品目ごと、各原価要素のれぞれ価格入力する|+|CK11N(CK13N)|品目原価見積(数量構成あり)登録(照会)|数量構成あり品目について、作業手順、BOM、間接比率などのマスタから、原価計算バリアントに従って原価を積上げ、その積上げ結果品目の標準原価に設定する|
 |CK24|原価積上価格更新|対象の会社コード・品目・プラントを指定し、標準原価のマーク及びリリースを行う。マークというのはリリース前の準備作業であり、リリースされると、該当品目の標準原価が有効となる| |CK24|原価積上価格更新|対象の会社コード・品目・プラントを指定し、標準原価のマーク及びリリースを行う。マークというのはリリース前の準備作業であり、リリースされると、該当品目の標準原価が有効となる|
 |CK40N|原価積上実行編集| 数量構成ありの複数品目に渡り一括で積上を行う。BOMの下層(原材料レベル)から中間製品、製品と言った形でボトムアップで積上げていくことができ、マーク&リリースまでこの画面内で完結する。| |CK40N|原価積上実行編集| 数量構成ありの複数品目に渡り一括で積上を行う。BOMの下層(原材料レベル)から中間製品、製品と言った形でボトムアップで積上げていくことができ、マーク&リリースまでこの画面内で完結する。|
行 24: 行 35:
 |CK33|明細化の比較|‐| |CK33|明細化の比較|‐|
 |CK44|原価積上実行削除|‐| |CK44|原価積上実行削除|‐|
 +|MR21|価格変更|原価構成の積み上げによらない標準原価変更を行う。価格変更伝票が作成され、FI上でも評価差損益が計上される。この機能は移動平均原価も変更することができる|
  
 SPROを利用する場合 SPROを利用する場合
 |< 100% 5em - >| |< 100% 5em - >|
 ^‐^IMGパス^ ^‐^IMGパス^
-|※1|ロジスティクス – 一般ロット管理→ロットレベル指及び管理ステータス有効化(ロッレベル)|+|※1|管理会計製品原価管理→製品原価計画→品目原価見積の基本設→定義:原価構成レイアウト)| 
 +|※2|管理会計→製品原価管理→製品原価計画→品目原価見積(数量構成あり)/品目原価見積(数量構成なし)→定義:原価計算バリアント)|
  
 ==== テーブル ==== ==== テーブル ====