ABAPプログラム

ABAPプログラムはリポジトリオブジェクトであり、リポジトリ情報システムに登録されます。

 

ABAPプログラムは以下のタイプがあります。

  • タイプ1:レポートプログラム(公式では実行可能プログラムと呼ばれている)
  • タイプM:ダイアログプログラム(公式ではモジュールプールと呼ばれている)
  • タイプF:汎用グループ、汎用モジュールのコンテナとして、汎用モジュールを実装できる唯一のプログラムタイプ
  • タイプK:クラスプール、クラス定義のコンテナ
  • タイプJ:インタフェースプール、インタフェース定義のコンテナ
  • タイプS:サブルーチンプール、サブルーチン用のコードコンテナ
  • タイプT:タイププール、型定義のコンテナ
  • タイプI:インクルードプログラム

Dynpro画面を持つことができるのは、タイプ1、タイプM、タイプFの三つのみです。

プログラムタイプによってプログラムの基本的な技術属性が決まるため、プログラム作成時にタイプを設定する必要があります。

ABAPプログラムは直接実行可能プログラムと直接実行不可能プログラムに分類されます。Windowsアプリケーション開発の世界でこれに相当するのはEXEとDLLの分類になります。

直接実行可能プログラム

ABAPプログラムを直接実行するには、二つの方法があります。

  • トランザクションコードによる実行 
    トランザクションコードにより実行可能なプログラムは、レポートプログラム(TYPE 1)、ダイアログプログラム(TYPE M)、汎用グループ(TYPE F)があります。
    プログラムでは、CALL TRANSACTION やLEAVE TO TRANSACTIONといった命令を使ってトランザクションを起動することができます。
  • プログラム名による実行
    SA38又はSE38でプログラム名により実行可能なプログラムは、レポートプログラム(TYPE 1)のみになります。バックグランドでも実行できるのもこのタイプのみです。
    プログラムでは、SUBMIT命令を使ってレポートプログラムを起動することができます。

直接実行可能プログラムはアプリケーションプログラムとも呼ばれます。

直接実行不可能プログラム

直接実行不可能プログラムは、プログラミングでしか呼び出されることができません。タイプによって呼び出す命令はそれぞれです。

  • CALL FUNCTION : 汎用モジュール
  • CALL METHOD  : クラスのメソッド 
  • PERFORM : サブルーチン