活動計上の流れ

 

TrCD:KL01を実行し、必要な活動タイプを登録しておきます。 例:

Activity TypeDescriptionAllocation cost elem
STAF001ENGINEER ACTIVITY9XX0000001
UTIL001Water9XX0000002

通常は生産や設備保全における作業工数が活動タイプとして定義されますが、電気や水道などの利用料も動タイプとして定義するケースがあります。

TrCD:KP26を実行し、オフラインで算出した計画活動単価を、原価センタ x 活動タイプ単位で入力します。 Excelで以下のようなフォーマットでデータを用意しておき、KP26のアップロードを利用できます。

Version0
Period1to12
Cost CenterActivity TypePlan ActivityDistribution keyCapacityDistribution keyUnitPrice (Fixed)Variable pricePrice unitPlan price indicatorPlan quantity setAverage PriceAlloc. cost elementTEquiNoScheduled ActivityLong text exists
CC00001STAF0010212H3000.000.00119XX0000001110
CC00002UTIL0010212KG4926.000.00119XX0000002110

活動実績計上

TrCD:KB21Nを実行して、活動タイプの使用量を計上し、元原価センターから送り先原価センターまたは指図にコストを配賦します。

Send. CCtrSAty TypRec. CCtrRec. OrderTotal Quantity
CC00001STAF001ORD001300
CC00001STAF001ORD002200
CC00002UTIL001ORD001300000
CC00002UTIL001ORD002700000

この時点に金額は使用量×予定価格(活動タイプ&原価センター毎にKP26で前もって登録)で計上されます。

実際原価分割

TrCD:KSS2を実行して、コストセンターに計上されたコスト実績を各活動タイプに振り分けます。
原価センターに計上された実際原価は活動数量に関係なく活動タイプで当分し割り当てられます。

実績価格計算

TrCD:KSS2を実行して、実際原価を計算します。 KSIIではKSS2で割り当てられた金額をKB21Nで計上された活動数量で割って、単価を算出。全原価要素ごとに算出した単価の合計が実際単価となります。
この単価にKB21nで指定した各送り先原価センター(または内部指図)毎の数量を乗じて、送り先へ実際原価として計上します。