画面バリアント

英:Screen Variant

 

画面バリアントとは、SAPトランザクションの画面レイアウトや項目表示状態を業務用途に応じて制御するための設定情報です。

SAP標準画面は多機能であるため、業務上不要な項目や画面要素が表示されるケースがあります。

画面の視認性向上や操作性改善を目的として、画面バリアントが利用されます。

画面バリアントでは、以下のような制御が行われます。

  • 画面項目の表示/非表示
  • 入力可否の制御
  • 初期表示状態の制御

多くの場合、トランザクションバリアントの一部として利用されます。

4.1 運用主体

IT部門が設計・管理を行い、業務部門が利用します。

4.2 主な作業

  • 画面項目制御の設計
  • 業務変更時の画面調整
  • 権限ロールとの整合確認
  • 画面制御のみであり、チェックロジックには影響しません。
  • SAP標準画面変更時に再調整が必要となる場合があります。
  • 画面バリアント単体での運用は限定的です。

6.1 カスタマイズ

  • IMGによるカスタマイズはありません。
  • トランザクションバリアント内で管理されます。

6.2 トランザクション

Tr-CD機能説明
SHD0 トランザクションバリアント管理 画面制御を含めた定義を行います

6.3 テーブル

ID名称説明
< 100% 5em 30% - >
ID名称説明
SHDSVCI画面バリアント画面バリアントの定義を格納
SHDSVFVCI画面バリアント: 項目内容画面バリアントによる画面項目の制御情報を格納
SHDTVSVCIUトランザクションバリアント - 画面バリアントの割当クライアント非依存のトランザクションバリアントと画面バリアントの割り当てを格納
SHDTVSVUトランザクションバリアント - 画面バリアントの割当クライアント依存のトランザクションバリアントと画面バリアントの割り当てを格納

6.4 汎用モジュール

ID名称説明
  • トランザクションバリアント
  • 権限オブジェクト