コピー管理

英:Copy Control

 

コピー管理とは、先行伝票と後続伝票を繋ぐ仕組みのことです。

コピー管理は、主に販売管理(SD)モジュールでよく利用されています。
販売業務は、<受注> → <出荷> → <請求> という3つのメインプロセスの順番に流れていくため、伝票の内容を引き継ぐためには「コピー管理」という機能・設定があります。パターンとして、以下があります。

パターン使用ケース
受注伝票 → 受注伝票過去の受注を参照し登録
請求伝票 → 受注伝票請求後、返品のための返品受注を登録
受注伝票 → 出荷伝票受注から出荷するための出荷伝票登録(通常パターン)
受注伝票 → 請求伝票デビットメモ・クレジットメモの受注伝票から請求伝票登録(出荷が伴わない場合)
出荷伝票 → 請求伝票出荷から請求するための請求伝票登録(通常パターン)
請求伝票 → 請求伝票請求後、請求取消時に使用

コピー管理設定のポイントは、以下2点であり。

  1. コピー可能とするFrom伝票タイプ・To伝票タイプ同士で設定
  2. ヘッダ・明細・納入日程行の各レベルで設定

設定内容はおもに「コピー条件」「データ転送」の2つになります。

IMGパスTr-CD機能
-VTAA受注伝票 → 受注伝票
-VTAF請求伝票 → 受注伝票
-VTLA受注伝票 → 出荷伝票
-VTFA受注伝票 → 請求伝票
-VTFL出荷伝票 → 請求伝票
-VTFF請求伝票 → 請求伝票

機能

テーブル