付替
英:Distribution
定義
付替とは、一次原価をセンダ原価センタからレシーバの管理会計対象へ付け替えのことです。
概要
- 付替では一次原価要素のみ配分対象となり、レシーバへは元の原価要素を使用して転記します。
- 付替のレシーバとしては、原価センタ、WBS 要素、内部指図、原価対象または業務プロセス等が使用できます。またカスタマイジングで、使用できるレシーバカテゴリの種類を制限できます。
- 光熱費などの一次原価は原価センタに集計され、ユーザの定義した規則に従い、期末処理時に配分されます。
- 配分を正確に記録するため、明細はセンダ側とレシーバ側の両方に転記されます。
- センダ ‐ レシーバ関係を定義するには、周期 ‐ セグメント方法を使用します。
- 付替は、必要に応じて取消、再実行を行うことができます
カスタマイズ
運用
補足情報
関連トランザクション
- KSV1 : 実績付替周期を登録
- KSV2 : 実績付替周期を登録
- KSV3 : 実績付替周期を照会
- KSV4 : 実績付替周期を削除
- KSV5 : 実績付替を実行
- KSV6 : 実績付替実行結果を確認
- KSV7 : 計画付替周期を登録
- KSV8 : 計画付替周期を変更
- KSV9 : 計画付替周期を照会
- KSVA : 計画付替周期を削除
- KSVB : 計画付替を実行
- KSVC : 計画付替実行結果を確認